
「世界第5位の経済大国でポートフォリオを強化する方法」
インド市場の魅力
近年、インドは驚異的な経済成長を遂げており、世界の投資家たちの注目を集めています。2023年に中国の人口を抜いて世界一の人口を持つ国となりました。
IT、製造業、サービス業など多岐にわたるセクターが成長し、将来の見通しも明るいと言われています。そんな中、インド市場に手軽に投資できる方法として「インドETF」が注目されています。
私も年に数回はインドへ行くことはありますが、デリー、ムンバイと活気に溢れる街が数多くありますね。とはいえ、まだまだ街中では牛が道路を横切り、その牛を待つために車が渋滞するなどインフラは整っていないです。だからこそ今からこの市場に目をつけておく。先行投資の考え方も大事ですね!

インドETFについて
インドETF(Exchange Traded Fund)は、インドの株式市場に上場している企業に分散投資するためのファンドです。ETFは通常の株式と同じように取引所で売買されるため、手軽に投資を始められるのが特徴です。また、個別銘柄に投資するリスクを分散することができるため、初心者にもおすすめの投資手法と言えます。
インドETFのメリットについて
インドETFは、インド市場全体に分散投資できる手軽な方法です。以下のようなメリットがあります。
- 分散投資が容易: インドETFは複数の企業に分散投資するため、リスクを軽減できます。
- コスト効率が高い: ETFは一般的に手数料が低く、コスト効率が良いです。
- 成長市場へのアクセス: インドの成長市場に簡単にアクセスできるため、個別株の選定に悩む必要がありません。

日本国内で取引できるインドETFの銘柄について
銘柄名 | ティッカー | ベンチマーク | 信託報酬 |
---|---|---|---|
iシェアーズ・コア S&P BSE SENSEX インディアETF | 02836 | インド・センセックス・インデックス | 0.64% |
db xトラッカーズ ニフティ50 UCITS ETF | 03015 | S&P CNX Nifty | 0.85% |
NEXT FUNDS インド株式指数・Nifty 50 連動型上場投信 | 1678 | インドルピーベースのNifty50指数 | 1.04% |
iシェアーズ MSCI インディア・インデックス ETF | INDA | MSCI インディア・インデックス | 0.99% |
リクソーETF MSCI インディア | LINR | MSCI インディア・インデックス | 0.85% |
ウィズダムツリー インド株収益ファンド | EPI | ウィズダムツリーインド収益指数の価格と利回り | 0.84% |
Direxion デイリー MSCI インド株 ブル2倍 ETF | INDL | MSCI インディア・インデックスの2倍の投資成果を目指す | 1.31% |
ヴァンエック・ベクトル・インド小型株ETF | GLIN | マーケット・べクトル・インド小型株インデックスの価格と利回り | 0.94% |
No.1. ウィズダムツリー インド株収益ファンド(EPI)
コード | EPI |
銘柄 | ウィズダムツリーインド株収益ファンド |
上場市場 | 米国 |
基準価格 (USD) | 49.09 (2024年8月現在) |
資産総額(十億USD) | 3.968 (2024年8月現在) |
経費率 | 0.87 % |
設定日 | 2008年2月22日 |
3ヶ月トータルリターン | 8.20 % |
3年トータルリターン | 13.93 % |
5年トータルリターン | 18.09 % |
組入上位 5銘柄 | リライアンス・インダストリーズ RELIANCE:IN NATL INDIA HDFC銀行 HDFCB:IN NATL INDIA ICICI銀行 ICICIBC:IN NATL INDIA インフォシス INFO:IN NATL INDIA インド石油ガス公社 ONGC:IN NATL INDIA |
1つ目のおすすめは「ウィズダムツリー インド株収益ファンド」です。
まずは運用期間が16.5年あり(2024年現在)、総資産総額が5730億円の規模を持つため資産面・運用期間面で安心が出来ます。
大型株だけではなく収益性の高い中小企業の小型株にもインド株式市場満遍なく投資が出来るのも魅力です。
分散投資の観点で見るとファンドの保有銘柄数は400銘柄以上あり、高いレベルでトータルリターンを追及出来るので個人的におすすめのETFです。
注意点としては景気敏感銘柄が多いのでボラティリティが高めである事と信託報酬が0.83%でやや高めなのが気になる点です。
投資のリスクについて
- 政治リスク: インドは政治的な変動が経済に影響を与えることがあります。政治情勢の変化に注意を払いましょう。
- 為替リスク: インドルピーと自国通貨の為替レートの変動が投資リターンに影響を与えることがあります。為替リスクをヘッジする方法も検討しましょう。
- 市場リスク: 新興市場特有のボラティリティが高いため、市場の変動に対する耐性を持つことが重要です。
注意点について
インドETFへの投資にはリスクも伴います。特に、新興市場特有の政治的不安定性や経済の変動に注意が必要です。また、為替リスクも考慮する必要があります。投資はあくまで自己責任のため余裕のある範囲で進めていきましょう。
まとめ
インドETFは、急成長するインド市場に手軽に投資できる魅力的な選択肢です。分散投資のメリットを活かしつつ、リスクを管理しながら投資を進めることで、長期的なリターンを期待できます。ぜひ、インドETFをポートフォリオに加えてみてはいかがでしょうか。